エニアグラムで自己分析
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目次
【wack】自分にとっての、ワクワク生きる方法がわからない…
というわけで、自分にとっての、ワクワク生きる方法がわからない… のヒントになればと思い、
エニアグラムの結果を示し、自己分析を進める。
ここでは
- エニアグラムとは
- エニアグラム診断の流れ
- エニアグラム診断結果と結論
で、進める。
【waku】エニアグラムで自己分析
エニアグラムとは
9タイプ別に、個人の性格を診断するシステムだ。
人間の精神が世界観を形成し、自己や他者と関係する9つの戦略の傾向を説明する人格論である。
エニアグラムは、いまや、心理学の領域をこえ、ビジネスの分野でも積極的に活用されているようだ。
自身の心の動きや、多くの衝動や反応、習慣的パターンについて気づきを得る。
そこから性格構造のメカニズムが働く瞬間がしだいに見えるようになってくる…とある。
たしかに 性格や習慣などから「言動パターン」が決定されると思う。
そこを見える化することは、どう行動してしまい、周りにどう影響してしまいがちか捉える機会になる。
自分の生き方を洗練、あるいは、修正できそうだ。
エニアグラム診断では、主に
- 自分の向き不向き
- 自分の価値観
- 人との円滑なコミュニケーションの取り方
がわかるそうだ。ここも期待。
エニアグラムには9タイプあると書いた。
簡単に記載すると以下だ。(詳細は調べていただければと思う。)
エニアグラム 9タイプ
タイプ① 完璧主義者|改革する人
【性格】完璧でありたい、妥協せず努力する
【長所】現実的でバランスが取れている、責任感が強い
【短所】融通がきかない、問題を深刻に考えすぎる
タイプ② 献身家|助ける人
【性格】愛情深い、人のために尽くす
【長所】感受性がゆたか、面倒見がいい、勘が鋭い
【短所】頼まれると断れない、尽くした見返りを求める
タイプ③ 達成者|達成する人
【性格】成功を求める、目標を達成する
【長所】頭の回転が早く行動的/楽天的で愛想がいい
【短所】見栄っぱり、他人の評価を気にしすぎる
タイプ④ 芸術家|個性を求める人
【性格】個性を求める、特別な存在であろうとする
【長所】繊細で美的センスがある、自分に嘘をつかない
【短所】とつぜん現実逃避する、人と一定の距離をたもつ
タイプ⑤ 研究者|調べる人
【性格】人と距離をとる、しずかに観察する
【長所】いつでも冷静な判断ができる、洞察力が鋭い
【短所】自己表現が苦手、自分の世界に没頭しすぎる
タイプ⑥ 堅実家|信頼を求める人
【性格】安全を求める、慎重に行動する
【長所】期待に応えようと誠心誠意尽くす、仲間思い
【短所】疑い深い、頼れる人がいないと不安になる
タイプ⑦ 楽天家|熱中する人
【性格】楽しさと刺激を求めて冒険する
【長所】なんでもこなせる万能さ、プレッシャーに強い
【短所】自分を甘やかす、1つのことが長続きしない
タイプ⑧ 統率者|挑戦する人
【性格】パワフルに自己主張する、挑戦する
【長所】自信に満ち溢れた親分肌、有言実行する
【短所】お世辞が言えない、他人のミスを許容できない
タイプ⑨ 調停者|平和を好む人
【性格】争いを嫌う、調和を願う平和主義者
【長所】誰とでも仲良くできる、人の気持ちを理解できる
【短所】人に合わせすぎてしまう、変化に対応できない
<参考サイト> hoyme ,kaonavi
エニアグラム診断の流れ
- 日本エニアグラム学会 90問回答式チェック(無料) を行う。
★ 結果はあくまで目安であり、正確に知りたい場合はプライマリーコースへ…とあった。
★ ものは試しということで、今回は90問回答式チェック(無料)に留めた。 - つぎに、hoyme 自分、見つかる!モヤモヤ、解消!診断サイト「ホイミー」 で診断(無料)を行う。
★ こちらの診断は 自分が20歳以下だった時にどうだったか想定して直感でチェックする という制約がある。20歳以下がその人の本質だから ということだ。 - 結果を分析し、自分と向き合う。
エニアグラム診断結果と結論
◆私の 日本エニアグラム学会 90問回答式チェック(無料) の結果
タイプ5 <ニックネーム:調べる人> と出た。
結果と向き合い、自分を客観的に分析していこうと思う。
このタイプの人は、物事をじっくりと考え、データを集め、慎重に行動します。
いろいろのことを調べる研究者タイプと言ってもよく、何かことを進めるに当たっては、先ず思考を使い、情報を重視しますが、あまり実際的でない傾向が見られます。
【自己分析】
前半は当たっている感じだが「実際的でない傾向」に違和感を抱く。
データ収集を行い、事実ベースで考えるタチなので、そこはハズレ。
あくまで簡易タイプ診断だからね。
該博な知識に通じていますが、自分から積極的に知識を分け与えたり、自分の考えを表現しようとはしません。
自分が直接に関わるよりも、傍観者、観察者の役割を果たすことを好みます。沈黙していることが多いので、周囲はしばしば当惑します。
【自己分析】
該博な知識に通じるは同意。限定的な知識というより、知識は広く持とうという傾向がある。
「知識を分け与えたり、自分の考えを〜〜」の部分は、この文章を発信していることから考えるとハズレ。
立場/役割にもよるが、どちらかというと直接的に関わることが多いため、そこはハズレ。
沈黙できないくらい意見を求められるため、そこもハズレ。結構、ハズレたね。
あくまで簡易タイプ診断だからね。
何かの分野で専門家になり、時には価値ある独創的な着想を生み出します。
自分の興味の対象を追求するあまり、身の回りのことには気が回らず、他のものを犠牲にしても考え、学び、知識を蓄積しようとします。
このようなことから、私たちは「調べる人」(THE INVESTIGATOR)と呼びます。
【自己分析】
専門家というよりはジェネラリスト。もしかすると、専門家に倒してもいいのかもしれないと思う。
独創的な着想を生み出す点に、周囲から評価をいただいているため、その点はアタリかもしれない。
「興味の対象を追求するあまり、身の回りのことには気が回らず、他のものを犠牲にしても考え、学び、知識を蓄積しようとする」とあるが、限度はあるものの、確かに興味対象以外がおろそかになるほど夢中になってしまうところは欠点であり、利点でもあると思う。
◆私の hoyme 自分、見つかる!モヤモヤ、解消!診断サイト「ホイミー」診断(無料)の 結果
タイプ2 献身家 と出た。
ちなみに、こちらの診断は過去に何度かやったことがある。
毎回タイプ2の数値が9〜10をうろうろするため、間違いはなさそうだ。
自己分析を進めていく。
まず、気になったのは長所の部分だ。
面倒見がいいとあるが、これはまさしく。
FFS診断結果 にもある通り、「周囲の喜びを喜ぶ性格であり、人を育成する気持ちが強い」というところからも納得の結果だ。
また、短所の部分にある「頼まれると断れない」は完全同意。
絶賛 改善中の短所だが、本当に「人に何かを頼まれると断れない」のである。
自分の目的達成が遠ざかっていくため、ここは直さないといけないと反省中である。
その他についてだが
「タイプ2の決してしないこと」は以下に改善した。いろいろと考えを巡らせた結果、そうした方が双方にとって良いと思い至ったからだ。
- 【しないこと】一緒にいる人より先に注文
- 【改善】これは「店に入る段階でどういう類いのものを食べるか決める」ようになった
- 【しないこと】同僚からの侮辱をすぐ忘れる
- 【改善】「覚えていても無駄でしかないため忘れる」ようになった
- 【しないこと】「電話を先に切る」
- 【改善】「切る」ようになった。
「タイプ2のされて嫌なこと」は以下に改善した。
- 【嫌なこと】やってることに対して当然だという態度を取られたり、良い評価をもらえないこと
- 【改善】
人は人のことを正しく評価ができないもの。そもそも人は他人に興味がほぼない。
したがって、「他者が興味を抱いて評価してしまうところ」を見つけて、そこへ自分のやりたいことを合わせていくようにしている。
- 【改善】
- 【嫌なこと】友好的な態度を無視されること
- 【改善】
これも同じく、「そもそも人は他人に興味がほぼない」ため、無視されても気にする必要はない。そういうものなのだから…と考えるようになった。
ただし、だからと言って、他者への友好的な態度をやめることには繋げないが。
- 【改善】
- 【嫌なこと】利己的な面を非難されること
- 【改善】
自分に限らず、他者も利己的な部分は必ずあると感じる。そのため、避難されても気にしなくなった。ただ、「なんのためにそう動くのか」は相手に説明するようにしている。そこに悪意はなく、なんなら自分だけでなく、他者のためにも繋がるように動いているからだ。
- 【改善】
「タイプ2のプラス面」は以下がとても当てはまると思った。
というのも、
私は、アイデアを出すのが得意であり、相手を理解することについては手を抜かないという長所がある。
さらに、常に「人をどう笑わせよう」と考えたり、「情報収集→計画→行動→分析→改善」のループは常に回しているところがあるからだ。
親切で人を助ける
寛大で気前が良い
仲間意識が強い
人を勇気づける
すぐに人と馴染む
人が求めていることに敏感
すぐに相手を理解できる
人の面倒見が良い
ユーモアのセンスがある
情報収集力がある
思考に柔軟性がある
行動力がある
気配りができる
順応性がある。勘が鋭い
献身的な態度
「タイプ2のリーダーシップの取り方」は以下が当てはまる。
特に 人の強みを無意識に見つけることが昔から得意なため、「仲間の才能と力を発掘する」というところにはとても反応してしまう。
社員の才能と力を発掘して良い方向に導く
チーム力は組織の調和が大切であることを理解させる
自分に関わりのある人を積極的に助ける
他人への気配りと共感を大切にする
他人が困っていることを助ける
メンバーに優しく温かく接する
以下の「タイプ2のマイナス面」についてはハズレている印象だ。
あなたは自分を他者より大きな存在と感じ、周囲に愛情を与えてあげるといった態度をとることがあります。そして、人に与えたかつての恩義の見返りを得ようとします。自分のしたことが感謝されないと、侮辱されたように感じて苛立ち、相手をヒステリックに非難します。人に対してノーと言えず、自己評価が低く、自分の容姿や身なりに、気を使いすぎます。
ただ、これは修正してしまったと言う方が正しい気もする。
他者に何かを求める行為や、他者の目を意識することは、本当に無駄でしかないと考えるようになった。
これは、アドラー心理学や、ストア派哲学などの書籍に触れることで思い至った思想である。
修正されてからというもの、とても生きやすくなったため、同じ状況で悩んでいる方は一読の価値アリである。
<参考> 嫌われる勇気(アドラー心理学) , ストア派哲学入門 ──成功者が魅了される思考術
「タイプ2の問題点」で当てはまるのは以下のみであった。
人から頼まれたときに断れないところ。
人の為に働きすぎて、自分の為にやりたいことができない。
人を助けることが行き過ぎて、他人の領分に入ってしまい相手の自立性を阻害してしまう。
対人関係を重視しすぎて、相手の感情反応に振り回され自分の効率が悪くなる。
このあたりは、反省して修正中だ。
現状、他者への貢献はほどほどに、自分のことをしっかりと進めていこうと動いているところだ。
「タイプ2のアドバイス」として「他人に焦点をあてることも大切ですが、自分にもっと焦点を当てて自己本位に考えましょう。」とある。
上にも書いたばかりだが。ああ、耳が痛い。気をつけたいと思う。
「タイプ2番の職業適性」として「カウンセラー・教師・看護婦・秘書・スタイリスト・受付係」が挙げられているところからも考えると
「客観的な意見などを示して、他者の目的達成を支援する」というアプローチが自分に最適であると考える。
私は、このあたりで他者へ貢献していくのが性に合っていそうだ。
◆結論
結果から考えると
私は「独創的な着想を生み出す点」を大切にしつつ、
「他者に時間を渡している現状から、自分にもっと時間を費やす方向に倒していくことが良い」となる。
と、言いつつも
「客観的な意見などを示して、他者の目的達成を支援する」という行動で他者貢献していくことが自分の最適解なため、そことのバランスを図った方がいいのだろうと思う。
要するに、「自分>他者」で考えつつも、自分の目的が「他者貢献にも繋がるものであること」という設計にすれば、上手くいくということだ。
ここは必ず守りながら、人生を進めていこうと思う。
【 理由 】エニアグラムは性格のマイナス面や問題点が言語化されるからいい
エニアグラムを行ったわけだが、納得のいく結果が得られた。
はっきりと言語化されると
客観的、かつ、明確に、自分を捉えられる。
どう気をつけて、どう行動すべきか見える。
本当にありがたい診断だった。感謝だ。
周囲を観察していると、自分以外にも
自己理解が不足していて、生きにくそうにしている方を見かける。
みなが、納得のいく状態で生きるためにも
理想と現実との不一致に苦しんだりすることになる。
みなが、ベストの状態で連携するためにも
- 自己分析
- 自己理解
- 適切な行動と改善の繰り返し(ワクワクする)
- 自分以外への好影響(ワクワクさせる)
というサイクルをループさせたいところだ。
何度も言う。
自分を知ろう。
自分と自分以外のために。